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車両ラッピングに使用されるフィルムについて

路線バスや配送車など様々なクルマのボディにラッピングすることで、豊かな表現力のデザインや宣伝広告などを描くことができます。塗装では真似のできない仕上がりに、従来の塗装に変わる新しいクルマのカラーリングや宣伝広告方法の主役と躍り出てきました。それに合わせて車両ラッピングの専門店も増えてきており、その技術力も安定してきています。ところで、ラッピングに使用されるフィルムはどのようなものが使用されているのでしょうか。

様々なメーカーのフィルムが出回っていますが、日本で主に使用されているのはスリーエム社製のものです。昔からフィルム作りでは定評があるメーカーならではの高い技術を使い、また剥がすことのできる特殊な糊のおかげで、ラッピングフィルムは生まれました。耐久性については、使用状況によって変わってきますが、一般的に3~5年程度は大丈夫と言われています。紫外線や雨を防ぐことができる屋根のある車庫で保管すれば、寿命も長くなることでしょう。

端の部分が剥がれてきたらその部分だけを補修することで長く持たせることができます。ひっかき傷で部分的に破れてしまった場合も、補修すれば目立たなくなります。ただボディ自体に傷ができたわけではないので、その点は安心です。ラッピングカーの考え方としては、フィルムの寿命が来たら貼りかえる、あるいはそこで終わりと考えると良いでしょう。

この点では塗装に劣りますが、ただ剥がせば元の状態に戻すことができるという点は逆に大きな武器となります。

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